FAQ/よくある質問

QdefenceのQとは?

人命を地震から防衛するという意味で、EarthQuake(地震)の<Q>を冠して名付けました。(商標登録済)

だれでも簡単に組み立てる事が可能ですか?

老若男女のモニター様に、実際に取り扱い説明書通りに組み立てていただき、ご自宅の家具に設置していただきました。組み立ては4ヶ所のネジを締めるだけなので短時間で完成します。設置も軽く突っ張りながらレバーを倒すだけで完了。ネジを何回も回して締め上げたりしなくて良いので調整はとても簡単に行なえます。

耐震テストは行っていますか?

3次元・6自由度加振振動実験装置(日本国土開発株式会社振動実験棟)を用いて本格的な耐震テストを実施しています。JMA(気象庁地震データ)神戸波形(阪神淡路大震災データ)を用いて地震波を再現しました。震度4・震度5・震度6と連続加振を行った結果、震度6弱までは家具および器具に変化が無く、転倒防止器具としての機能が充分保てる事が実証されました。家具(食器棚)はW600mm×D400mm×H1650mmを使用し、内容加重として30kgの飲料水ボトルを上段・中段・下段引出しに設置しています。しかし、阪神淡路大震災のピーク時である最大震度6強(後にJMAにて震度7と修正)では組立て家具に軋みが発生し、その結果2台の家具の内1台から器具が後方へ脱落しました。この最大震度では、阪神淡路大震災の被害データや写真を見れば判るように、家具や器具の転倒以前に建物そのものが倒壊する可能性が考えられます。本製品は、地震による家具の転倒を簡易的に防止する器具であり、どのような地震でも家具を完全に固定するものではありません。耐震テストを行っているから大丈夫ですなどと、お客様に過信させる様な広告表示はしておりませんが、振動実験における実験震度は一応の目安とお考えください。

耐震強度はどれくらいですか?

地震による揺れの大きさ(震度)は建物の構造や立地条件によって大きく異なります。本製品の設置条件によっては、お客様が求めている充分な性能が得られない場合がありますので、耐震強度○○○kgまで耐えられますとか、震度○まで耐えられますなどと、安易に購買心をそそる様な表現を避けるため、当社では耐震値等はあえて大きく表示しておりませんが、3次元振動実験装置において震度6弱までは家具および器具に変化が無かった事は証明されています。

免震構造とは何ですか?

突然大きな地震が起こると、瞬間的に様々な方向に力が加わります。固定力が強すぎたり突っ張り過ぎていると、力の逃げ場が無くなり無理な加重が器具に加わります。場合によっては器具が破損したり天井や家具を破損する事があります。本製品は無理な加重が加わった場合、ロック部とウレタンラバーで力をある程度吸収できる構造になっていますので、器具にも天井や家具にも負担をかけません。ですから、従来の転倒防止具のように力まかせに突っ張る必要がないのです。最近のビルでは、基礎と土台の間に積層ゴムや粘性体ダンパーなど免震構造を取り入れて、エネルギーを吸収する工法が多くなっており、力だけで固定するのは逆に危険なのです。

壁面や家具に傷はつきませんか?

キューディフェンスは家具や壁・天井などに穴を開けたり、粘着テープで固定したりしませんから、取り外した後も壁や天井を汚しません。最近の壁材は石膏ボードなどパネル式の薄くて弱いものが多く、ネジや釘が使えません。アンカーと呼ばれる金具などを使えばネジを使う事ができますが、相当大きな穴が開いてしまい、賃貸住宅などでは退去時に現状回復に費用もかかり、貸主によってはアンカー工事を禁止している場合も有ります。

どの様な地震にも対応しますか?

Qdefenceを含め既販の家具転倒防止具のほとんどは簡易防止具ですので、家具を完全に固定するものではございません。家具転倒防止具を設置する事により、強震でいきなり家具が倒れてくる事を避け、避難の時間を稼ぐのが目的ですから予めご了解ください。

家具の横幅が120cm以上有りますが1台で大丈夫でしょうか?

Qdefenceのベースボードは横幅が60cmあります。家具の横幅が120cm以上有る場合は、出来ましたらQdefenceを2台並列で設置される事をお勧めいたします。

畳敷きの和室でも使えますか?

畳の下がどの様な構造になっているかにも依りますが、基礎床がコンクリート等しっかりした構造で、家具の重みで畳が沈み込んでいなければ大丈夫です。しかし、畳は経年変化によって沈み込みの度合いが変化してきますので、安全のために家具の底面積より少し大きめの板(12ミリ厚位のベニア合板かパーティクルボード等)を畳の上に敷かれてから家具を設置される事をお薦めします。

※特に羽目板式天井の場合、羽目板の表か裏にしっかりした桟が通っていない(手で押し上げると羽目板が浮いてしまったり、桟が軋んだり反ったりする)天井では、キューディフェンスの効果は期待できませんのでご注意ください。(天井がコンクリートの場合は大丈夫です)

家具の上面(天板)がベニア板でざらついていても大丈夫ですか?

左右の幅広ウレタンラバー(クッション)で密着しますので、ホコリやゴミ等を取り除いていただければ設置は可能です。

トップページへ戻る